きり丸の名言

立てば芍薬シャクヤク座れば牡丹牡丹百合ゆり

立てば食欲座れば布団
歩く姿はぶりの腹

(尼子騒兵衛『落第忍者乱太郎』5巻朝日新聞社1993年より)

どケチなきり丸が、食堂のおばちゃんをおだててご飯代をまけてもらおうとするのだが、間違えてこんなことを言って、おばちゃんにぼこぼこに殴られてしまった。
感動的に可笑しい!
これを読んで以来すっかりきりちゃんのファンである。
彼が言わんとしたのはもちろん、美女を喩えるかの有名な文句。

立てば芍薬座れば牡丹
歩く姿は百合の花

華やかでいて楚々とした日本女性を思わせる、美しい褒め言葉である。
それにしても、この言葉から、芍薬(シャクヤク)は牡丹(ボタン)より背が高いのかと思っていたら、実は芍薬の方が低いようだ。
忍術学園に植えている植物は薬になるものばかり。牡丹の根の皮はうっ血に効き、芍薬は根から鎮痛薬を作るそうだ。

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